SRPP OTL の製作

タイムドメインスピーカ「華」用真空管アンプの製作です

SRPP OTL パワーアンプの製作二題(1)

 

FACEBOOKに先行して投稿していますが、ここでまとめて途中経過をアップします。

 

この二つのアンプはスピーカシステムBETA-10(W)をドライブするために製作します。このBETA-10(W)は同じフルレンジスピーカーを2ウエイシステムで使うようにするためです。これは以前から計画していたのですが、沢山あったパワーアンプを使って時折テストしていましたが、適当な小型アンプはほとんどなくなってしまったので大型アンプを準備するもの煩わしくなってついつい置き去りになっていました。

 

フルレンジによる2ウエイ方式については、このアンプが出来上がったあとの試聴で触れることにします。

 

写真:スピーカシステム

中央のアンプラックの両側にあるのが白いコーンのBETA-10(W)スピーカー、箱はオンケン型スリットバスレフ型。

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1台目は以前にも投稿したタイムドメインスピーカ「華」用に製作した15KY8A(T)SRPPとほぼ同じ構成で製作します。

二つ目は7695(P)SRPPですが、この7695は真空管時代の最終期に開発されたビーム出力管で、マニュアルを見ますと、製作例としてSRPP回路例が記載されていますので、それにしたっがって製作します。

 

写真:左7695 SRPP、右15KY8A SRPP

シャーシ加工図を作成中

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真空管のマニュアル

15KY8A

https://tubedata.jp/sheets/049/6/6KY8A.pdf

7695

https://tubedata.jp/sheets/106/7/7754.pdf

 

なぜ同じ球で4チャンネルアンプにしなかった、をここでちょと説明をしますと、最初は15KY8Aを使って4チャンネルSRPPアンプにしようとしていたんですが、タイムドメインスピーカー「華」用に製作したのでこれにPTを1個使ってしまったこと、最近7695をいただいたのでこの球をマニュアルに記載がある多極管接続で使ってみようとしたわけです。

 

写真:「華」用に製作した15KY8A SRPP OTL

(このブロブ内に記載しています、写真は再掲です)

下:電源、上:アンプ部

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